今日は毎年恒例となった冬シーズンの雪の谷川岳に登った。
新型コロナから逃れるように朝一番の上越新幹線に乗る。自由席にしたが、東京駅構内も、車内も三連休というのにガラガラだ。
土合駅は、川端康成著 雪国の冒頭に書かれている国境の長いトンネルの中にある珍しい駅。
したがって、地上まで500段もある階段を登る。階段の長いトンネルを抜けると改札だった、である。
遭難者の慰霊碑に手を合わせる。
谷川岳での遭難死者数は世界一でギネスに載っている。
今日は快晴で、谷川岳がくっきり見える。
太陽もギンギラギンで、山の中腹より下では半シャツ一つで登れる。
とても急な坂を汗をかきながら登る。
今日も自撮り棒を雪に刺して、10秒セルフタイマーで写真を撮る。慣れたものだ。
途中、避難小屋あたりから風が出て寒くなってきたので、ヤッケを着て登る。
美しい稜線である。
またまた雪の急斜面を登る。
途中、ザンゲ岩でザンゲする。
何を? さあ。
12時45分に谷川岳の一つ目の頂上、トマノ耳に到着。双峰山である谷川岳の本当の頂上、オキノ耳はここから15分登ったところにある。
トマノ耳からオキノ耳へと歩く。
素晴らしい景色だ。
オキノ耳へは稜線の雪庇ロードである。
その奥には一ノ倉岳と茂倉岳が美しい。
13時にオキノ耳に登頂。
快晴である。
そして頂上では恒例の宴会。
酒肴の下足を網で焼きながら、プレミアムモルツをいただく。
バックにはオキノ耳だ。
茂倉岳までの稜線をバックに、今度はおでんを酒肴に熱燗をいただく。
雪山の頂上での熱燗は体に染みる〜。
気がつけば、15時前。
頂上で2時間も費やした。
他の登山者もいつのまにかいなくなり、谷川岳頂上付近には僕以外誰もいない。
山を一人占めだ。
誰もいない頂上付近。
トマノ耳をバックに。
苗場山方面をバックに、岩の上でポーズ。
誰もいない頂上付近。
オキノ耳をバックに。
肩の小屋と稜線。
遠くに浅間山まで見える。
この尾根筋を下って行く。
かなり降りてきた。
谷川岳とのお別れの時が近づいてきた。
避難小屋と谷川岳。
谷川岳に別れを告げる。
これが今回の谷川岳の見納めとなった。
が、この時、大きな雷鳴かと思ったら、写真真ん中の頂上からザンゲ沢への一番大きなルンゼ(岩の溝筋)で、大きな雪崩が起きた。
残念ながら雪崩映像撮れず。
登山口のスキー場からは上毛高原駅まで路線バスに乗る。何と、運賃1250円と高いなあ。
自由席だがガラガラ。
谷川岳では新型コロナ感染の心配はないでしょう。
こうして東陽町の自宅には20時前に帰った。
おまけ。
家に帰って、一人でもちろん登頂祝い。
おしまい。