1泊お世話になった賑山亭で朝から温泉に浸かり、朝食をいただいた。
今日は本格的な登山なのでご飯のおかわりを3杯して、パワーをつけた。
酸ヶ湯温泉が今日の登山口である。
酸ヶ湯では朝から雲ひとつない快晴!
午前9時50分に登山開始。
八甲田山の最高峰、八甲田大岳を目指す。
背後に南八甲田連峰を見ながら歩く。
途中、硫黄臭のある沢筋を登る。
これは可憐なイワカガミの花。
7月というのに残雪がかなり残っていた。
仙人岱という高原地帯にでると、真正面に八甲田小岳がそびえていた。
小岳の左横には大岳がイワカガミの向こうにそびえていた。
美しい!
八甲田大岳に向けて残雪地帯を登る。
頂上はもうそこだ。
振り返るとすごい雲海が広がっていた。
12時20分、八甲田山頂上、標高1585mに到着。
頂上からは、西には名峰岩木山、北には津軽半島と青森市内、そして陸奥湾の美しいカーブがよく見えた。
これぞ絶景!
下山は赤倉岳を目の前に見ながら下る別ルートを選択。
大岳避難小屋を経由して、高山植物の美しい上毛無岱という湿原を下るのだ。
上毛無岱湿原は、津軽富士と呼ばれる岩木山を真正面に見ながらの下山だ。
ワタスゲの真っ白な花がとても美しい!
八甲田山をふりかえっても、ワタスゲ畑の向こうに大岳がそびえていた!
バックに八甲田連峰を見てきたが、いよいよ八甲田大岳の見納めが近づく。
上毛無岱湿原の高原ともお別れして、酸ヶ湯温泉に向けての急坂を下る。
酸ヶ湯温泉の屋根が見えてきた。
ゴールは近い。
午後2時45分に酸ヶ湯温泉に到着した。
登山中、ずっと快晴だったので、けっこう日焼けしていた。
酸ヶ湯温泉名物の千人風呂で汗を流すことにする。
風呂上がりのソフトクリームが美味い!
ということで、今日の宿がある西津軽の鯵ヶ沢へと一気に車を走らせることにした。
途中、美しいアーチの橋や、弘前城のお堀を見ながらのドライブを楽しんだ。
午後6時に鯵ヶ沢温泉、ホテルグランメール山海荘に到着した。
部屋からの眺めでは岩木山が美しい!
露天風呂ではちょうどサンセットが見れた。
誰も風呂に入っていなかったので、自撮り棒で撮影。でも逆光で顔は真っ黒。
水平線に夕日が沈んでいく、、、。
ということで、夕食へ。
料理はこんな感じ。
でも、これは前菜に過ぎなかった。
幻の魚イトウの刺身を含む新鮮な刺身が並んだ。
刺身には日本酒ということで、利き酒セットを注文。
やはり刺身には日本酒!
で、最後は鮑の陶板焼きをいただいた。
柔らかくて美味い!
ほろ酔いとなった後には、ラウンジで開催されていた津軽三味線のコンサートを楽しんだ。
こうして2日目は過ぎていったのだ。