これは、自転車のフェラーリと呼ばれている、イタリア・ピナレロ社製の2021 年式プリンスディスクのフレーム前面だ。
大阪府堺市三国ヶ丘近くの、サイクルショップ・カワハラダさんでお世話いただき、来年から使用するトライアスロン用ロードバイクを乗り換えることにした。
何故?
もちろん答えは一つ!
年をとり体力の衰えとともにトライアスロンのタイムが落ちてきたのだ。
それを良い道具で補うという戦法なのだ。
トライアスロン用として9年間乗ってきた、ドイツ・フォーカス社製のイザルコREPに別れを告げる時が来た。
ちょっと名残惜しい気が、、、。
そして、新しく手元にやってきたのが、2021 年式のピナレロ・プリンスディスクである。
左の人がこのサイクルショップの河原田オーナーで、乗り換えにあたり大変親身になっていただいた。
多謝!
自宅に持ち帰り、自分好みの使用に少しチェンジした。
シャイニーレッドのフレームに、ブラックホイール、そしてネオンイエローのハンドルバー、DHバーとボトルケージがド派手だ。
更にバックに置いてあるカナディアンカヌー・キャンバー16のグリーンがいい感じだ。
ピナレロ社は、女性が好きなルイヴィトンと同じフランスのLVMH(ルイヴィトン・モエヘネシー)グループの1社だ。
したがって、ルイヴィトンの自転車フレームを買ったとも言える。
前面から見ると、ブレーキやギアチェンジのためのケーブルが全く無いのがわかる。
空気抵抗を極限までなくすために、ケーブル類はハンドルとフレームの中を通っているのだ。
そしてブレーキは、自動車やオートバイと同じで、オイルの圧力でホイールにあるディスクをパッドで挟み込むディスクブレーキが採用されている。
コンポーネントと呼ばれるペダルクランク、ギア、スプロケット、チェーンにブレーキなどは、世界一シェアのシマノ社製のアルテグラという名前の製品の部品セットを搭載だ。
アルテグラはデュラエースと呼ばれるシマノの世界最高峰のコンポーネントに次いで2番目のグレードであり、ちょっとケチったのだ。
ちなみこのコンポーネント部品だけで、デュラエースは24万円、アルテグラは11万円ほどする。
デュラエースには予算の面で手が出なかった!
ホイールは、イタリア・フルクラム社製のレーシング3DBというアルミエアロホイールにした。
タイヤの黒とホイールの黒が一体となってエアロ感が出ているのだが、これもケチった部品だ。
何故ならば、同じフルクラム社製のwind55DBという軽いカーボンエアロホイールにしたかったのだが、それだけで16万円もするからだ。
これもまた予算の面で手が出なかった!
自分の好みにセッティングした後、自宅近くの河川敷へと試運転に出かけた。
乗り換え前のフォーカスイザルコREPよりも軽く、時速30キロ超えでの巡航が少し楽な気がした。
あくまでも気がしただけかもね。
そして、フェラーリかルイヴィトンかとも言われるピナレロプリンスディスクを自宅の玄関に飾っておくことにした。
クリスマスツリーや50万円で買った笹倉鉄平の絵画よりも目立つようにセットした。
もちろん家族の冷たい視線に対しては、知らんふりしていることは言うまでもないな。
ピナレロ・プリンス、プリンス、プリンス、、、王子さま。僕にふさわしい一台だな。
これからはこのロードバイクを、おけパパのプリンス、略して「おけプリ」と呼ぶことにしよう。