これは旧天城隧道。
今日は、伊豆半島に来て、一人で走って天城越えをすることにした。
話は変わるが、、、
では、伊豆で買って帰った、このお菓子は??
「伊豆のじゃがり子」である。
寒い親父ギャグはさて置き、、、
先ずは、東京駅6時33分の「こだま631号」で三島まで行く。
修善寺駅の看板。
修善寺から路線バスで天城を目指す。
それにしても客は最初から最後まで僕のみ。
暑いので登山客も来ないのかなあ?
もう一つの理由として、修善寺温泉はちょっと閑古鳥が鳴いている。
道の駅天城越え、で下車。
山間部とはいえ、道の駅の気温はすでに30℃。
湿気もあり、じっとしていても汗が出てくる。
一応記念撮影。
ここから、約22キロの山道を走って、天城越えをして伊豆半島の東側に出るのだ。
登山としてのコースタイムは約8時間20分だが、それでは日が暮れるので、とにかく山道を走るのだ。
午前9時30分、トレイルラン開始。
先ずは、踊り子の道というハイキングコースを天城隧道まで走る。
天城隧道まで距離は約6キロで、緩い登り坂が続く。
こんな感じで走る。
これは自撮り棒を木に引っ掛け、10秒のセルフタイマーで撮った。
だから、カメラ目線でやたらと足を上げている。
綺麗な渓流沿いも走る。
途中、天城峠というバス停があるが、これは本当の天城峠ではない。
10時10分に旧天城隧道に着いた。
このトンネルの横から本当の天城峠を目指す。
音楽を聴いて走ることにした。
誰もいないので歌う。
そして本当の天城峠に着いた。
ここからが天城縦走路、別名天城トレイルだ。
天城トレイルを軽快に走る。
11時30分に八丁池と呼ばれる小さな湖に着いた。
池でセルフタイマー自撮り。
しかし、天城隧道からここまで誰にも会わなかった。
ここで草むらに座ってお昼ご飯。
といっても、おにぎり2個とお茶のみ。
しかし、この時僕は、この後に大変なことになることを未だ知らなかったのだ。
小さなハエのような虫が一杯飛んでうっとおしい。
足元に一杯集って来ている。
黒い小さなハエ風の虫がうっとうしいので、あまりゆっくりせずに八丁池を発つことにした。
すぐに戸塚峠に到着。
さらに走る。
天城山の前衛、小岳に来た。
ここまでは走り安いトレイルだった。
しかし、さっきから足元が痒くてチクチクする。
13時00分、評高1405m 万太郎岳、通称天城山に着いた。
ここもかなり黒い小さなハエ風の虫が一杯。
ここまで良いペースだが、小岳からは粘土質の土と大きな石がゴロゴロしている登山道に変わり、走れない。歩くのみ。
14時に天城山のもう一つの頂、標高1399m の万二郎岳に登った。
ここからは、天城高原ゴルフ場まで下るのみ。
天城高原ゴルフ場 15時10分発のバスに乗れそうだ。
14時40分に無事下山。
天城トレイルを完走。
登山コースタイムが8時間20分のところ、5時間20分で走破できた。まずまずかな。
天城高原ゴルフ場の駐車場に水場があったので、体を濡らして拭いた。
頭と顔も洗い、気持ちいい。
でも足元がチクチクして痒い。
と、そこで足元を見たら、、、
足首の上部が真っ赤に腫れてる。両足とも。
しかも血がにじんで、無数の腫れがある。
これは、、、八丁池で草むらに座ったときの小さな黒い虫が原因だ!
よく考えたら、多分ブヨだと思う。
多数の箇所をブヨに刺されていたようだ。
最悪〜!
ということで、バスに乗って伊東駅まで下りてきた。
なんかわからんが、伊豆クレイユ2号という電車が来たので乗る。
これで熱海まで行くのだ。
で、熱海に着いてビックリ!
20数年ぶりだが、昔の寂れた雰囲気はまるでなく、すごい人。
土産物屋も大繁盛。
有名な熱海プリン買おうと思ったら、40分待ち。新幹線への乗り継ぎ時間が30分なので、足りず。
しょうがないので、ひもの屋で焼きサヨリを買った。酒の肴になるわ。
で、熱海から新幹線で東京へ。
家に帰り、一人でトレイルラン天城越えの成功を祝う。
ビールが美味い!
あとは、ソーセージ、刺身、自作のアジのなめろう、貝づくし寿司で晩餐!
おつかれさま!!!
天城越え、おしまい。
おまけ、、、
翌朝起きたら、ブヨに刺された患部が熱をもって腫れていた。
被害は両足のひざ下、計43ヶ所噛まれていた。
ゲンタマイシンの塗り薬を塗り、保湿のためにオリーブオイルを塗っておいた。
完治には10日くらいかかりそう。
あとでネットで調べたら、夏の天城はブヨが半端なく多いので、登山はおススメされてないらしい。
あぁ、だから道中誰にも会わんかったんや。
納得!