石垣島 南ぬ浜人工ビーチを会場として、スイムは750m×2周の1.5km、バイクは石垣島南部を1周するアップダウンの多い40km、ランは南ぬ人工島5km×2周の10kmの合計51.5kmで戦う。
特にバイクセッションは、石垣島のメイン道路を封鎖して行われる。
島をあげてのイベントだ。
朝6時30分過ぎ、南ぬ浜の対岸の臨時駐車場にレンタカーを置いて、いざ出陣!
今回は、昨年秋に購入したフェラーリと呼ばれる ロードバイク、新型ピナレロプリンス(通称 おけプリ)による初レースだ。
すでにトランジッションエリアはオープンしており、たくさんのバイクがセットされていた。
日の出が日本で1番遅い地域で太陽が上がってきた。
572番のラックにバイクをセット。
このゴールゲートへ制限時間4時間30分以内に戻ってきたいぜ。
先ずは、スイムでこの美しい石垣ブルーを制覇だ!
総勢814名が、8時からの第1グループと、8時30分からの第2グループに分かれてスタートだ。
コロナ感染予防対策として、ウェーブでの一斉スタートではなく、10名ずつのローリングでスタートした。
浜辺から見ていると、皆んな気合入れて泳いでるぜ。
そして、8時35分ごろに俺はスタートした。
泳ぐ魚や海の底まで見える美しい海を、1.5km無事泳ぎ切った。
バイクでは、中間地点までは丘陵地帯の登りと強い向かい風に苦戦。
中間地点を超えると、下りもあり制限速度40キロの道路を制限速度オーバーで走れる区間もあった。
写真は夕陽スポットで有名な石垣島西部の名蔵大橋だ。
終盤は美しい海を見て進んだが、35キロ地点から最後のきつい登り坂が待っていた。
その後、市街地に入ると沿道で地元住民の方々が熱い応援をしてくれていた。
レース直前、サイクルショップカワハラダさんにリアディレーラーの修理をやっていただいたおかげで、おけプリの調子は上々だった。
ランでは、日差しを遮るものがない南ぬ浜人工ビーチ近辺を気温28℃の炎天下の中で苦戦。
沿道のスタッフの声援に親指を立てて応える。
ゴールゲートへ戻って来れた。
ガッツポーズだ!
コロナ禍でゴールテープはないが、無事にゴールだ。
スタートから 3時間43分54秒でゴール。
各タイムは、トランジッションタイム(T1、 T2)除きで、スイム 40分34秒、バイク 1時間37分57秒、ラン 1時間13分03秒 で総合596位であった。
参加814名中、完走できたのは742名で完走率は91%だ。
完走のガッツポーズ。
スイム会場は、メロンソーダ色の石垣ブルーがより鮮明になっていた。
今日の戦利品。
夕方になり、石垣空港へと向かった。
さて、ただ問題は大阪に戻る予定の那覇からの乗継便が沖縄県でのコロナ感染拡大で欠航に。
したがって、石垣島から関西空港へのJAL直行便を慌てて予約。
ANAに電話でJALに無料での振替え対応を依頼したらOKで一安心。
手荷物として自転車を預けて、向かったのは空港内のフードコート。
これでゆっくり飲めるとばかりに一人祝杯だ!
本州では見たこともないような魚の刺身5点盛り、ナマコ酢、ミミガーなどを肴に、オリオン生ビールを3杯も飲んでしまった。美味い!
すると、17時30分頃に空港の案内で僕の名前が告げられていることに気づく。
ANAカウンターに行くと、僕がANAに乗ることになっていたようだ。事情説明すると解決したようで、ANAの中での連絡体制が悪かったとのことでお詫びを頂いた。
ということで、場所を変えて締めは石垣島名物の やいまそば だ。
山羊のホルモンがトッピングされている。
空港内をフラフラしていると、ほろ酔いの僕をお姉さんが誘ってきた。
JTA86便は20時発なので、まだ時間があり、40分の全身 琉球マッサージで疲れた体をほぐしてもらった。
不覚にもすぐに寝てしまい、マッサージの内容に記憶がない。
23時過ぎに家に着いて、シャワーでボディナンバーを剥がしたら、日焼け跡がくっきり。
数字の上、肩側には今日のスポンサーの1社であるオリオンビールのロゴもくっきりだ。
この後、オリオンビールのファンになって、スーパーで買って飲んでいるので、スポンサー効果ありやな。
こうして石垣島トライアスロン挑戦は終わった。とても楽しい大会だった。