昨日は夜9時すぎに寝てしまい、今朝3時30分に目が覚めた。
天気予報を見ると快晴なので、慌てて山登りに行く用意をした。
やはり谷川岳だ。
朝から洗濯と掃除をして、5時30分に東陽町を出発。東京駅には5時40分過ぎに着いた。
朝6時08分発の上越新幹線、とき301号に乗る。
1号車の自由席に座って、梓林太郎のサスペンスを読んで時間を潰す。
今日は快晴だ!
水上駅でさらに長岡行きに乗り換え。
朝8時37分に土合駅に到着。
土合駅は、川端康成著「雪国」の冒頭、国境の長いトンネルの中にある駅。
このように、トンネルの中から長い階段を登り地上まで行くのです。
土合駅を出ると快晴。
不名誉だが、世界一遭難死が多い。
ここからスキー場を経て登山口へ行く。
谷川岳に向け、スキー場に沿って雪の中を登る。
谷川岳が目前にそびえる。
尾根道はすごい雪庇だ。
熊沢穴の小屋は雪に埋まってる。
かなり高度が上がってきた。
それにしても、暖かく、半シャツで行ける。
美しい山々を見ながら登る。
時には雪の大雪面を登る。
標識のケルンが見えると頂上は近い。
肩の小屋も横目に。
ここから風のある稜線になるので、オーバーヤッケを着ることにした。
谷川岳頂上、トマの耳に到着。
谷川岳は双峰の山。
ここから本当の頂上である、オキの耳へ。
トマの耳から見たオキの耳をバックに。
凍りついたすごいエビの尻尾。
オキの耳が近づいてくる。
振り返ると、トマの耳だ。
これもまたすごい雪庇。
謝って踏んでしまうと、数百メートルの自由落下になる。
アップで。
ちょうど正午にオキの耳に到着。
これが谷川岳のホントの頂上。
私をスキーに連れてって、の場所。
これは越後湯沢方向。茂倉岳への美しい稜線。
で、このへんで昼食に。
ビールに熱燗、スルメ、ホタテ、来来亭のラーメンです。
サッポロ黒生で乾杯!
気温は2℃。
熱燗がうまい。
ちなみに、一人で山に登ってる僕のこれらの写真は、全て自撮り棒です。
自撮り棒を雪に刺しこんで、10秒のセルフタイマーで自撮りです。
周りに人がいるとこっけいだろうね。
昼食後、さらに奥へ。
谷川岳で有名な、一の倉沢が覗けます。
茂倉岳をバックに。
再び、オキの耳へと登り返します。
再びオキの耳で。バンザイ〜!
トマの耳への雪庇ロードだ。
美しい稜線です。
トマの耳を超え、下山です。
下に肩の小屋、遠くは仙ノ倉山方向。
遠くに雪を被った浅間山も見えてる。
標識ケルン通過。
かなり下りてきた。
谷川岳が遠ざかる。
これが見納め。なんか寂しく涙が出そう。
また来れるかな?
スキー場が見えてきた。
これで、今シーズンの雪山も終わりだな。
16時14分発のMAXたにがわ、に乗ります。
8号車のグリーン席に座って、コカコーラ飲みながら、再び梓林太郎のサスペンスを読む。
東京駅までは1時間15分です。
しかし、顔かなり日焼けしてるなあ。
東陽町のマンションに帰って、一人で登頂祝いです。
コロナビールに越後湯沢駅限定の上善水の如しの原酒を飲みます。
肴は、お刺身と野菜、上にぎり、と少し贅沢な時間を過ごす。
眠くなってきたなあ。
おやすみなさい、、、かな。